ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、胃の壁を傷つけて胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃癌等の恐ろしい病気の原因となる病原体です。一度感染すると、除菌等の治療をしない限り胃の中に棲みつづけ、炎症を引き起こします。
ピロリ菌は自然治癒することが難しい細菌で、日本人の約50%以上がピロリ菌に感染しているとの調査結果もあり、中でも「50代以降では保持者が70%以上」とも言われています。
これまで保険適応のなかった「慢性胃炎」も、2013年から健康保険の対象に加わりました。当院では、保険を使って胃カメラと同時にピロリ菌の検査を行う事が可能です。これまでピロリの検査を行っていない方は、ぜひ一度ご相談ください。